【企業分析】フジクラはなぜ儲かる?AI・データセンター時代に注目される理由

皆さん、こんにちは!私は大学時代から投資を始めて7年目になります。

今回は注目度が高い銘柄である「フジクラ」を解説していければと思います。

フジクラは買いなのか?

結論からですが、現段階では買いだと考えます。

直近の決算でも、大きく売上・営業利益・純利益を伸ばしており、業界からの需要も高いです。

フジクラは現在、

生成AIの普及によって需要が拡大するデータセンター向け光通信インフラを手掛ける企業として、株式市場から大きな注目を集めています。

今回は、フジクラが「何の会社なのか」「なぜ利益が伸びているのか」を、投資初心者にも分かりやすく解説します。

フジクラは何の会社?

フジクラは1885年創業の電線・光通信関連メーカーです。

現在は、

  • 光ファイバー・光ケーブル
  • データセンター向け光配線
  • 光コネクタ
  • 電子部品
  • 自動車関連部品
  • エネルギー関連製品

など、幅広い事業を展開しています。

特に現在注目されているのが、情報通信分野です。

なぜフジクラが注目されている?

最大の理由は、

生成AIの普及

です。

ChatGPTなどの生成AIが急速に普及すると、AIを処理するためのデータセンターが必要になります。

データセンターでは大量の情報を高速でやり取りする必要があるため、

AIの普及
↓
データセンターの増加
↓
通信データ量の増加
↓
光ファイバー・光配線の需要増加
↓
フジクラの製品需要増加

という流れで、今後更に需要増になることが予想されます。

フジクラの強みは「高密度光ファイバー」

データセンターでは、限られたスペースに大量の通信回線を収める必要があります。

そこで重要になるのが、

細くて大量の光ファイバーを収容できるケーブル

です。

フジクラは独自技術の、

SWR®(Spider Web Ribbon®)

と

WTC®(Wrapping Tube Cable®)

を組み合わせた細径・高密度光ファイバーケーブルを開発しています。

2026年3月には、国内データセンター向けとして**4,000心SWR®/WTC®**を製品化しました。

これは、最大外径23mmに抑えながら4,000本の光ファイバーを収容する製品です。

さらに2025年には、ハイパースケールデータセンター向けに**13,824心SWR®/WTC®**の販売も開始しています。

つまりフジクラは、

「より細く、より大量の通信回線を詰め込む」

というデータセンターの課題を解決する技術を持っているのです。

光ファイバーを「つなぐ」技術も強い

フジクラの強みは光ファイバーそのものだけではありません。

光ファイバー同士を接続する、

融着接続機

でも世界的な存在感があります。

光通信網を作るためには、光ファイバーを正確につなぐ必要があります。

そのため、

光ファイバーを作る
+
光ファイバーをつなぐ機械を作る

という両面の技術力を持っていることが、フジクラの強みです。

フジクラは海外でも稼いでいる

フジクラは日本企業ですが、海外事業の比重が大きい企業です。

そのため、日本国内だけの需要を見るのではなく、

アメリカを中心とした世界のデータセンター

を見ることが重要です。

特にハイパースケールデータセンターでは、膨大な通信量を処理するため、高密度な光配線が必要になります。

ここにフジクラの13,824心SWR®/WTC®が海外のハイパースケールデータセンターに納入・使用されています。

フジクラはAIだけではない

フジクラは「AI関連株」だけではありません。

自動車

自動車用の電子部品やFPCなど。

エネルギー

電線・ケーブル関連。

電子部品

スマートフォンや電子機器などに使用される部品。

超電導

次世代エネルギー分野。

などにも取り組んでいます。

つまり、

通信+電子+自動車+エネルギー

という複数の成長テーマを持っている企業です。

フジクラが儲かる理由

フジクラの収益構造を改めて説明すると、

① データセンターが増える

↓

② 通信量が増える

↓

③ 高性能な光ファイバーが必要になる

↓

④ 高密度光配線の需要が増える

↓

⑤ フジクラの製品が売れる

という流れです。

さらに、フジクラのように技術力が必要な製品は、単純な価格競争になりにくいというメリットがあります。

そのため、

「AIが普及するほど通信インフラの需要が増える」

という成長ストーリーが成立します。

フジクラは2025年2月にSWR®新工場を稼働させ、生産量を光ファイバー長ベースで約30%増加させる見込みと発表しています。

これは、今後の需要増加を見据えた生産能力の強化と考えられます。

まとめ

フジクラは、昔ながらの電線メーカーというイメージから大きく変化しています。

現在のフジクラを一言で表すなら、

「AI・データセンター時代の通信インフラ企業」

フジクラは、2026年3月に国内データセンター向け4,000心SWR®/WTC®を製品化するなど、通信容量の増大に対応した製品開発を続けています。

AI関連株を探している投資家にとって、フジクラは「AIを作る会社」ではなく「AIを動かすための通信インフラを支える会社」として注目したい企業です。

※本記事は企業・株式に関する情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

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